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店舗併設の本社ビルにBCP対策として
電源自立型空調機を導入

サツドラホールディングス株式会社 様

背景・目的

ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ

サツドラホールディングス様は、北海道を中心に約200店舗のドラッグストア事業と調剤事業を展開している他、地域のヒト・モノ・コトをつなぎ北海道から日本中へ、新しい未来を提案しています。
また、道内約700以上の店舗と提携し、約200万人の会員様を有するポイントカード「EZOCA」のサービス提供なども展開している他、将来のDX社会で通用する人材育成を目的とした教育関連事業なども行うなど、地域で抱える社会課題解決を目指す「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」を掲げ企業価値を高めています。

1階にはガラス張りの調剤スペースがあり、
患者様に不安を与えない造りになっている
本社ビル1階に調剤併設型のドラッグストアを展開する
「サツドラ北8条店」

電源自立型空調機導入の経緯

東日本大震災や北海道胆振東部地震を経験して、BCP意識が高まったという点が挙げられます。災害発生時にも、最低限の事業継続を行える環境作りを目的としております。

導入効果

店舗併設の本社ビルにBCP対策として
電源自立型空調機を導入

室内機はナノイーX標準搭載4方向をご採用。

屋上に設置された室外機。60馬力分は電源自立型空調機を導入
2階のEZOHUB SAPPORO内に設置された4方向天井カセット形室内機(ナノイーX標準搭載機)

お客様の声

建設管理部門 ゼネラルマネジャー

Q. 災害発生時の電源自立型空調機の使用方法(想定)を教えて下さい

A. 当ビルは本社と店舗を併設した建物になります。まずは本社の事務所ゾーンに最低限の電力を供給し、
各チェーン店舗の災害等を状況把握できる様にしております。また、1階の店舗ゾーンでは、POSレジ、照明、(冬場の)暖房への電力供給を確保する事、生活必需品の提供を途切れさせない点を重視しております。

Q. 災害時に店舗に電力供給を行うのは珍しい事例だと感じます

A. 当社ではドラッグストアや調剤薬局は「生活インフラ」として捉えています。
その為、災害時においては更に事業継続が求められることから、当社店舗が提供される医薬品や食料品など、生活に必要な物資全般を災害時にも提供し続けられる環境づくりが重要であると考え、今回の機器選定と設置になりました。

Q. 今後、電源自立型空調機の他店舗への展開予定はありますでしょうか?

A. 昨年末、札幌市西部に位置する手稲曙5条店のオープンに合わせて導入しました。
一気に道内を網羅する事は難しいですが、まずは札幌市内の要所要所に導入する事で、
災害時の地域のインフラ網の一助となればと考えております。

ナノイーX搭載室内機にもコメントを頂きました

ナノイーXは、効果が目に見えるものではありませんが、床置き型のジアイーノ等も店舗に導入する事で、
サツドラ店舗は空気の質にもこだわっているという点をアピールしております。今後は御社で作成されているPOP等も用いながらナノイーX空調が稼働している事もPRしていきたいと思います。

納入機器

機器名称 品番 納入数 馬力 備考
室外機 GHP|電源自立型空調GHP エクセルプラス - 1台 - 納入機器リンク先は現行機種の紹介です。
- ガスヒートポンプエアコン - 2台 - -
室外機 GHP|Wマルチ - 3台 - -
室外機 GHP|Wマルチ - 4台 - -
室外機 GHP|Wマルチ - 1台 - -
室外機 GHP|Wマルチ - 2台 - -
室内機 GHP|4方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 - 93台 - -
室内機 GHP|2方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 - 40台 - -
室内機 GHP|1方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 - 2台 - -
- インテリジェントコントローラー - - - -
- ワイヤードリモコン - - - -
- ワイヤレスリモコン - - - -

物件概要

建物分類 オフィス
都道府県 北海道
オープン 2020年9月
参照URL https://satudora-hd.co.jp
特徴 本社ビル2階に設けられたコミュニティスペース「EZOHUB SAPPORO」。EZOHUB SAPPOROではサツドラで働く人だけでなくコワーキング会員も自由に読むことができる図書を配置している他、BOOK LOUNGEでは地域コネクティッドを具現化する様々なイベントや調印式なども行われている。