背景・目的
ガスと再生可能エネルギーの融合で実現した『ZEB』改修
西部ガスホールディングス株式会社のグループ会社である西部ガステクノソリューション株式会社では、同グループが所有する建物で初めて、最上位区分である『ZEB』認証を取得されました。 築約40 年を経過した既存本社ビルを対象に、都市ガスを活用した改修によりZEB 化を実現し、省エネルギー・省コスト・BCP 対応・再生可能エネルギー活用を兼ね備えた環境配慮型施設へと刷新されています。 その中核設備の一つとして、一体型ハイブリッド空調スマートマルチをご採用いただき、高効率運転により省エネルギー性能の向上と『ZEB』達成に貢献しています。
導入効果
省エネ性と快適性を実現する空調設備
一体型ハイブリッド空調スマートマルチでBEI値低減。『ZEB』(フルゼブ)取得に貢献
消費エネルギー性能
BEI値 -0.05(105%削減)(再生可能エネルギ-含む)
お客様の声
西部ガステクノソリューション株式会社様
本社社屋『ZEB』化に至る背景や目的について教えてください。
当社は西部ガスグループ内でも、ZEBに関する先進的な取り組みを担う位置づけにあり、自社においてビルのZEB化を実証することを目的として、本社ビルの改修計画をスタートしました。「ガス空調を採用した既存ビルでもZEB化が可能である」ことを証明するとともに、エネルギーサービス等のガス関連商材の提案力向上や環境性への取り組み強化につなげる重要な取り組みと位置づけ、本社ビルのZEB化を推進しました。
『ZEB』認証取得に向けた取り組みについてお聞かせください。
今回の改修では、当初より『ZEB』認証取得を目標としていました。元々やや過剰であった空調設備を見直し、設計の精度を高めて適正容量化を図るとともに、BEI値低減に寄与する設備として、一体型ハイブリッド空調スマートマルチを採用しました。
また、南側に面した窓に内窓を設置し、二重構造とすることで断熱性能を向上させ、空調負荷の低減につなげています。これらの取り組みにより必要な空調能力を抑えることができ、『ZEB』達成に向けた重要なポイントとなりました。さらに、内窓は断熱性に加えて遮音効果も高く、快適な執務環境の構築にも寄与しています。これらの知見を踏まえ、エネルギーサービス会社としての視点とユーザーの視点の両方を活かし、今後のお客様への提案へとつなげていきたいと考えています。
スマートマルチのご採用の決め手と今後の期待についてお聞かせください。
採用の一番の理由は、ZEB化に大きく寄与する点です。特にBEI値の低減効果が高く、採用の決め手となりました。
また、GHPとEHPのハイブリッド構成により、万一どちらかが故障した場合にも、もう片方での運転が可能で、バックアップ性に優れている点も評価しています。
今後については、太陽光発電量や蓄電池の稼働に応じて運転を最適化するなど、再生可能エネルギーと連動した活用も検討していきたいと考えています。
納入機器
| 納入先 | 機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 室外機 | GHP|一体型ハイブリッド空調 スマートマルチ | U-GSH560U1DRJ | 1 | 20 | - |
| - | 室内機 | GHP|4方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 | S-G56UU1 | 5 | 2 | - |
| - | 室内機 | GHP|2方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 | S-G36LU1 | 4 | 1.3 | - |
| - | 室内機 | GHP|2方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 | S-G71LU1 | 1 | 2.5 | - |
| - | 室内機 | GHP|2方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 | S-G90LU1 | 1 | 3.2 | - |
| - | 室内機 | GHP|1方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 | S-G28DMU1 | 1 | 1 | - |
物件概要
| 建物分類 | オフィス |
|---|---|
| 都道府県 | 福岡県 |
| 住所 | 福岡市東区東浜2丁目9番118号 |
| 延床面積 | 1,381㎡ |
| 構 造 | RC構造/地上3階 |
| 性 能 | BEI -0.05/BPI 0.94 |
| 建物認証 | 『ZEB』(フルゼブ) |
| 参照URL | https://www.sgts.co.jp/ |