背景・目的
普段の喧騒から離れ、くつろぎの空間をご提供
民謡「会津磐梯山」で歌われる小原庄助さんが訪れたとの逸話が残る会津東山温泉の地で、会津の名所「伏見ヶ滝」を望む、絶景露天風呂と貸切風呂が有名な『庄助の宿 瀧の湯』様。
常にお客様からのお声に耳を傾け、本当に心から満足していただける施設であり続けられるよう、快適な空間づくりに尽力されています。
導入効果
一体型ハイブリッド空調スマートマルチで故障によるお客様への影響リスクを軽減
従来機(他社製空調機)では故障により空調が使用できず、営業に支障が生じたことがあったとのこと。そこで新たにご採用いただいたのは、一台の室外機の中にGHPとEHPを搭載した「一体型ハイブリッド空調スマートマルチ」。
万一どちらかが故障をした場合にも、「GHP単独運転」また「EHP単独運転」を行えるバックアップ運転により空調停止のリスクを回避※。お客様へ快適な空間の継続提供を可能としています。
※バックアップ運転には条件があります。別途お問い合わせください。
部屋ごとに趣きの異なる全10室の特別客室棟(スイートルーム)の快適性維持に貢献
4方向天井カセット形室内機や壁掛形室内機をご採用いただいています。
お客様の声
庄助の宿 瀧の湯 会長 齋藤 純一 様
一体型ハイブリッド空調スマートマルチを導入いただいた経緯についてお聞かせください
大きな理由はランニングコストを抑える、省エネ性への期待です。
また、スマートマルチの系統は10室の客室に繋がっており、お客様の快適性を考慮した際に、故障時のリスク分散という点も大きなテーマとなりました。
当機種はガスと電気どちらかが故障してももう一方で運転可能と伺い、採用致しました。
故障時のリスクとして一番の課題は何でしょうか
過去、何度か冬場に故障してしまい、暖房が使用できなくなったことがありました。その際は石油ファンヒーターで対応しましたが、仮に夏場に故障が発生するとお客様へ暑く不快な思いをさせてしまう事です。
省エネ性への今後の期待をお聞かせください
昨今の光熱費の高騰が大きな課題であり、今後も不透明な状況においては経営課題として大きなポイントと捉えており、省エネ性の高い機器が必要となります。
導入前に従来機との比較を試算してもらいましたが今後の結果に期待しています。
納入機器
納入先 | 機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | |
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特別客室棟 | 室外機 | GHP|一体型ハイブリッド空調 スマートマルチ | U-GSH560U1DR | 1台 | 20馬力 |
特別客室棟 | 室内機 | - | - | 11台 | - |
他施設 | 室外機 | GHP|Wマルチ | U-GWH710U1DR | 2台 | 25馬力×2 |
他施設 | 室内機 | - | - | 29台 | - |