背景・目的
「毎日が幸せになる百貨店」のコンセプトのもと、売り場環境を快適に整備
大阪の中心地である梅田地区で進められている「梅田1丁目1番地計画」は、都市機能の高度化や防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観の形成等を図り、国際競争力の強化に資する安心・快適で質の高いまちづくりを行っています。
ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」とし、2018年4月にⅠ期棟が竣工、同6月に阪神梅田本店様が開業しました。「毎日が幸せになる百貨店」のコンセプトのもと、売り場環境が快適に整備され様々なライフスタイルの提案を行う百貨店です。
■安定した電力供給
・3回線スポットネットワーク受電方式を採用
・非常時も72時間の電源供給が可能
■CO2削減
・標準的なビルに比べ、約25%削減 ※阪急阪神不動産(株)様 調べ
■環境性能評価
・国土交通省所管「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択
・CASBEE大阪みらいSクラスを達成
・(株)日本政策投資銀行 「DBJ Green Building 認証」最高ランク(5つ星)を取得
導入効果
当社の節電型ナチュラルチラーPR型が、消費電力の削減に大きく貢献
空調熱源のエネルギーとして電気・ガスをバランスよく組み入れた機器構成を行い、柔軟かつ効率的な運用とCO2排出量も最小化することが可能なエネルギーのベストミックスを実現しています。コージェネレーションシステムには当社の廃熱利用機が採用され、エネルギーの有効活用に貢献しています。
1000RTの節電型ナチュラルチラーが2基導入され、消費電力の削減効果にも大きなメリットを発揮しています。
大阪梅田ツインタワーズ・サウス 熱源システム図
電気・ガスをバランスよく組み入れた機器構成。
納入機器
| 納入先 | 機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | - | ナチュラルチラー|廃熱利用機 CP型ジェネリンク | - | 2基 | - | QEG-CP700FG |
| - | - | ナチュラルチラー|吸収冷温水機 節電型ナチュラルチラーPR型 | - | 2基 | - | QFW-PR10XFG |
物件概要
| 建物分類 | 商業施設 |
|---|---|
| 都道府県 | 大阪府 |
| オープン | 2018年4月(百貨店ゾーン) |
| 参照URL | https://office.hankyu-hanshin.co.jp/twin-south |
| 参照URL | https://www.hanshin-dept.jp/hshonten |