直火二重効用 吸収冷温水機 Fシリーズ 節電型ナチュラルチラーPR型 【 二重効用形 】

冷却水流量を大幅に削減した節電型ナチュラルチラー


⚫︎冷却水流量を当社従来標準仕様に対し大幅に削減したと共に、高部分負荷効率も実現することで、動力・燃料の削減が図れます。
⚫︎機器のコンパクト化・低重量化によりリニューアルにも最適です。
COPc 1.43 シリーズ※1
IPLV値(ガス焚):1.61※1
ガス焚
省エネルギー率 43%※2
ヘビーロード標準対応
- 機種によって消費電力が異なるため、数値は目安とします。
- 省エネ率とは吸収冷温水機開発初期の燃料消費量を100とした場合の燃料削減率を表します。
定格時COPc・部分負荷性能向上
全領域で定格COPc1.43以上
燃料比例制御範囲内の全冷房領域で、定格COPc1.43以上を実現しました。部分負荷時の性能向上を図っています。
冷却水20℃、冷房負荷50%でCOPc1.70以上
冷却水入口温度20℃、冷房負荷50%において、COPc1.70以上を実現しました。冷却水入口温度18℃で更にCOPcは向上します。
◾️部分負荷線図(冷却水入口温度18〜32℃)


- 部分負荷線図はQAW-PR100Fを用いた実測結果を元にした値です。機種により消費電力が異なるため、COPc値およびIPLV値が増減します。
- 定格仕様352kW、冷水温度15⇒7℃、冷水流量37.8m3/h、冷却水温度32⇒39.7℃、冷却水流量65m3/h、燃料13Aガス、性能公差はJIS B8622-2016に準拠します。
節電しながら定格能力を実現
各熱交換器を最適化することで冷却水大温度差運転でも型式通りの冷房能力出力が可能となりました。
冷却水の流量制御により、消費電力の大幅削減を実現!


比例燃焼範囲の拡大
高ターンダウンバーナの開発により、比例燃焼範囲を約5%拡大しました。
低NOxバーナー標準搭載
NOx排出量40ppm未満を実現しました。(12・13Aガス、O2 0%換算において)
冷却水温度15℃まで運転可能 (オプション)
冷却水温度15℃対応が可能。冬季冷房運転に対応できます。(標準仕様は18℃)
サイクルフロー[ガス焚仕様機種]




トータルランニングコスト・CO2排出量削減【ガス焚仕様機種】
◾️トータルランニングコスト(冷房)


◾️年間CO2排出量試算(冷房)


【算出条件】
⚫︎吸収冷温水機容量 1,266kW(360RT)
⚫︎負荷パターン 空気調和・衛生工学会のデータ(建物用途:ホテル)を使用
⚫︎年間冷房運転時間 7,428h/年
⚫︎冷水ポンプ揚程 20m/冷却水ポンプ揚程 25m
⚫︎東京ガス空調用A契約C(2017年1月時点)
⚫︎東京電力業務用電力(2017年1月時点)
⚫︎当社既設機:Eシリーズ
⚫︎冷水、冷却水変流量:機器側からの冷水、冷却水ポンプインバーター周波数制御実施時
⚫︎CO2排出量計算は『温室効果ガス排出量の算定・報告マニュアル(平成28年4月環境省/経済産業省)』参照。
主な仕様
仕 様 | 対 応 |
屋外パネル仕様(70~700RT) | オプション |
ヘビーロード仕様 | 標 準 |
加熱能力増加仕様 (70~700RT: 3ランクアップ) (70~800RT: 2ランクアップ) (70~900RT: 1ランクアップ) |
オプション |
主な機能
機 能 | 対 応 |
稀液ポンプインバーター制御(吸収液ポンプNo.1) | 標 準 |
濃液ポンプインバーター制御(吸収液ポンプNo.2) | 標 準 |
冷(温)水ポンプインバーター制御用出力 | オプション |
冷却水ポンプインバーター制御用出力 | オプション |
冷却水15℃対応 | オプション |
冷却塔ファン発停出力 | 標 準 |
冷却水ポンプ発停出力(低負荷時) | オプション |
低NOxバーナー搭載(13A) ※NOx値40ppm(O2:0%換算)未満 |
標 準 |
冷却水温度対応セイフティコントロール ※運転可能冷却水範囲:18~34℃ |
標 準 |
デジタルPID制御 | 標 準 |
自己診断機能 | 標 準 |
燃焼系故障診断機能 | 標 準 |
稀液分配弁 | 70~180RT:オプション 210~1000RT:標 準 |


COPc JIS基準※1 | 1.43シリーズ高位発熱量基準1.30 |
IPLV※1 | 1.61 |
省エネ率※2 | 43% |
燃料種 | ガス |
用途 | 冷水,温水 |
ラインアップ |
70 |
80 | |
100 | |
120 | |
150 | |
180 | |
210 | |
240 | |
280 | |
320 | |
360 | |
400 | |
450 | |
500 | |
560 | |
630 | |
700 | |
800 | |
900 | |
1000 |
- 機種によって消費電力が異なるため、数値は目安とします。
- 省エネ率とは吸収冷温水機開発初期の燃料消費量を100とした場合の燃料削減率を表します。