導入に至った経緯

これまで体育館には冷暖房設備が無く、「この体育館で鍛えればどこでも通用する」といわれるほど夏は暑く、部活動にも熱中症の心配が常に付きまとっていました。
学校の敷地内にある幼稚園をGHPに切り替えた際に四国ガスの藤本様に相談したところ、すぐさまご提案いただきました。
もともと事務所棟でGHPを使用していたため、電気のデマンド値を心配することが無い点など、コスト面のメリットを熟知していたこともあり検討することに至りました。

ご採用のポイント

もともと事務所棟や敷地内の幼稚園にGHPを導入していたこともあり、四国ガス様と信頼関係は築けていました。
また、パナソニック製のGHPを導入している都内の大学にも見学に行き導入を決定しました。

導入後のご感想

生徒から、夏の部活動では熱中症の心配がなくなり、休憩時間を減らすことができるので、その分練習時間を増やすことができ成績アップにつながっているという話を聞いています。また、夏場全校朝礼でもGHP導入以前に比べて生徒が集中して話を聞くようになったという実感があります。
学校説明会の際もGHPは活躍しており、保護者の皆様からも体育館に空調が設置されていることに関心を持っていただけているようです。フロア全体を動かすのでなくゾーンごとに運転できるように配置して頂いたおかげで、省エネ運転が可能となっております。

四国ガス（株）高松支店 担当：藤本 様

ガス会社様のコメント

コスト面・施工面などを考慮しGHP Wマルチがベストだと判断しました。
GHPが得意とする大空間の空調であることやゾーン制御ができること、電気のデマンド値を抑制できることが今回採用して頂いたポイントだと思います。体育館の下の駐車場に設置すると排熱がこもりパフォーマンスが低下する恐れがあったため、体育館横の事務所棟屋上にスペースがあり耐震荷重計算もクリアできた上、渡り廊下を使用して体育館へ冷媒配管を渡すことができたのは幸いでした。引き続き第２体育館の方にも導入して頂けるようにご提案していきたいと思います。