背景・目的
緑があふれ、環境に優しい「グリーンキャンパス」
芝浦工業大学様は、1927年創立で来年90周年を迎えます。次世代を担う技術者を目指し、約8,000人の学生が在籍しています。大学キャンパスは芝浦・豊洲・大宮の3拠点。なかでも大宮キャンパスは広大な敷地に緑があふれ、「グリーンキャンパス」と呼ばれています。
グリーンキャンパスとは環境に優しいキャンパスのことです。1991年に他大学に先駆けて環境システム学科を開設、また学生と一緒になって環境マネジメントシステムの構築・運用を行うなど、環境への取り組みを積極的に実施してきました。
また、芝浦工業大学様は文部科学省から「スーパーグローバル大学創成支援」に採択されています。
スーパーグローバル大学創成支援とは、大学の国際競争力を高めるために重点的に国が財政支援する制度で、全国で37校が採択され、私立理工系大学としては芝浦工業大学様のみです。
※商標「グリーンキャンパス」は芝浦工業大学様の商標登録です。
導入効果
停電時のBCP対策が可能なGHPを採用
東日本大震災の停電が契機に、電気が止まってもガス供給で運転し発電できることの重要性から、エクセルプラスをご採用いただきました。
お客様の声
導入に至った経緯
2011年3月の東日本大震災の停電が契機となりました。
空調機であるエクセルプラスは、電気が止まってもガス供給されていれば運転し発電できるということを知りました。東日本大震災時でもガス供給されていた大宮キャンパスの空調機更新に際しては、その特長が採用の大きなポイントになりました。
採用のポイントは主に次の2点になります。
・ポイント1 : BCP(事業継続計画)対策。
・ポイント2 : 低負荷時の高効率運転が優れている。(食堂は負荷変動が大きい)
ご採用のポイント
今回工事は食堂のGHP6台のリニューアルでしたが、既存冷媒配管が再利用でき、施工コスト的にもメリットがありました。また、通常時も系統連系により、発電分を有効活用できています。稼動は2015年8月ですのでさらに効果を検証していきたいと思います。
大宮キャンパスは棟数が多いので、リスク分散を図るため、空調は電気とガスが混在しています。今後も適切なエネルギー機器選定をして、省エネおよび危機管理をしていきたいと考えています。
納入機器
| 納入先 | 機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 室外機 | GHP|電源自立型空調GHP エクセルプラス | - | 6台 | 計120馬力 | *納入機種リンク先は現行機種の紹介です |
| - | 室内機 | GHP|4方向天井カセット形ナノイーX(48兆)搭載 | - | 25台 | - | *納入機種リンク先は現行機種の紹介です |
| - | - | ワイヤードリモコン | - | - | - | - |