実証試験について

パナソニック 業務用空調のナノイーXの実証試験についてのページです。第三者機関による、効果の実証試験の条件とその結果をご紹介します。

向本雅郁 教授

大阪府立大学獣医感染症学

カビは人や空気とともに家の中に入りこみ、日々対策していても湿気の多い環境ではその生育を防ぐことは困難です。
ナノイーXなら家の中の様々な環境で発生する主なカビの生育の抑制を確認しています。
生活環境の中で存在している目に見えないバクテリアやウイルスも除菌・抑制するので、ナノイーXにより清潔な環境が期待できるでしょう。
学校・保育施設や医療機関など清潔性が求められる施設等でのご使用もお薦めです。

  • 家庭で発生する以下のカビについて、ナノイーXの生育抑制効果が実証されています。
    クロカビ、コウジカビ、アオカビ、ススカビ、アカカビ、カワキコウジカビ、ケカビ、黒色カビ

阪口雅弘 教授

麻布大学獣医学部微生物学第一研究室

花粉やダニなどのアレルゲンをナノイーXで抑制することが実証されています。
日々の生活で不可避に体内に取り込んでしまうアレルゲンに配慮する必要があります。
目には見えないアレルゲンをナノイーXが抑制するので、より清潔な空間を作り出せるといえるでしょう。
ナノイーXは安全性も確認されているので、小さなお子様のいるご家庭には安心ですね。

ニオイのアイコン

業務用エアコンによるナノイーXの効果の検証

試験環境で実施したタバコの煙のニオイ減少効果を示す図。試験室内(約2.7m×3.6m×2.4m)にニオイを吸着した布を設置し、壁掛けエアコンでナノイーXを使用した場合のニオイ減少を測定。2時間後に3.2レベルの減少が確認され、自然減衰に比べてニオイが効果的に減少している。

タバコの煙のニオイ
(部屋の大きさ:約10m2

結果

2時間後、ナノイーXを使用した場合、自然減衰よりも臭気強度が約3.2レベル減少した。

試験機関

パナソニック(株)プロダクト解析センター
(レポート番号BAA33-140708-C01)

臭気の強さのレベル0 無臭、レベル1 ほとんど目立たない、レベル2 最小限に識別できる、レベル3 すぐに目立つ、レベル4 強い、レベル5 非常に不快

試験製品:ナノイーXを搭載した壁掛エアコン。

試験方法:(1)試験室内(約2.7m×3.6m×2.4m)に試験用エアコンを設置。(2)約1m3の箱に所定の数の布(ガーゼ)を掛け、20本のたばこに火をつけて5分間放置。 (3)タバコの煙の臭いを吸収した布を、エアコンの出口から約1.5m離れた高さ1.2mの位置に置き、ファンモードで運転。 (4)所定の期間を経て布を採取し、官能評価を実施(6段階臭気強度表示法)。 N=3人の被験者。対象臭い:タバコの煙。

試験環境で実施したタバコの煙のニオイ減少効果を示す図。試験室内(約4.3m×6m×2.7m)にニオイを吸着した布を設置し、4方向天井カセット形エアコンでナノイーXを使用した場合のニオイ減少を測定。2時間後に1.0レベルの減少が確認され、自然減衰に比べてニオイが効果的に減少している。

タバコの煙のニオイ
(部屋の大きさ:約25m2

結果

2時間後、ナノイーXを使用した場合、自然減衰よりも臭気強度が約1.0レベル減少した。

試験機関

パナソニック(株)プロダクト解析センター
(レポート番号4AA33-170203-A01)

臭気の強さのレベル0 無臭、レベル1 ほとんど目立たない、レベル2 最小限に識別できる、レベル3 すぐに目立つ、レベル4 強い、レベル5 非常に不快

試験製品:ナノイーXを搭載した4方向天井カセット形エアコン。

試験方法:(1)試験室内(約4.3m×6m×2.7m)に試験用エアコンを設置。(2)約1m3の箱に所定の数の布(ガーゼ)を掛け、20本のたばこに火をつけて5分間放置。 (3)タバコの煙の臭いを吸収した布を、エアコンの出口から約1.5m離れた高さ1.2mの位置に置き、ファンモードで運転。 (4)所定の期間を経て布を採取し、官能評価を実施(6段階臭気強度表示法)。 N=8人の被験者。実験対象:タバコの煙。

試験環境で実施したタバコの煙のニオイ減少効果を示す図。試験室内(約6m×8m×2.9m)にニオイを吸着した布を設置し、4方向天井カセット形エアコンでナノイーXを使用した場合のニオイ減少を測定。2時間後に0.7レベルの減少が確認され、自然減衰に比べてニオイが効果的に減少している。

タバコの煙のニオイ
(部屋の大きさ:約48m2

結果

2時間後、ナノイーXを使用した場合、自然減衰よりも臭気強度が約0.7レベル減少した。

試験機関

パナソニック(株)プロダクト解析センター
(レポート番号27055)

臭気の強さのレベル0 無臭、レベル1 ほとんど目立たない、レベル2 最小限に識別できる、レベル3 すぐに目立つ、レベル4 強い、レベル5 非常に不快

試験製品:ナノイーXを搭載した4方向天井カセット形エアコン。

試験方法:(1)試験室内(約6.02m×8m×2.9m)に試験用エアコンを設置。(2)約1m3の箱に所定の数の布(ガーゼ)を掛け、20本のたばこに火をつけて5分間放置。 (3)タバコの煙の臭いを吸収した布を、エアコンの出口から約1.5m離れた高さ1.2mの位置に置き、ファンモードで運転。 (4)所定の期間を経て布を採取し、官能評価を実施(6段階臭気強度表示法)。 N=8人の被験者。実験対象:タバコの煙。

試験環境で実施したタバコの煙のニオイ減少効果を示す図。試験室内(約7m×20m×2.7m)にニオイを吸着した布を設置し、4方向天井カセット形エアコンでナノイーXを使用した場合のニオイ減少を測定。2時間後に0.4レベルの減少が確認され、自然減衰に比べてニオイが効果的に減少している。

タバコの煙のニオイ
(部屋の大きさ:約139m2

結果

2時間後、ナノイーXを使用した場合、自然減衰よりも臭気強度が約0.4レベル減少した。

試験機関

一般財団法人カケンテストセンター
(レポート番号KT-19-015089-1)

臭気の強さのレベル0 無臭、レベル1 ほとんど目立たない、レベル2 最小限に識別できる、レベル3 すぐに目立つ、レベル4 強い、レベル5 非常に不快

試験製品:ナノイーXを搭載した4方向天井カセット形エアコン。

試験方法:(1)試験室内(約7m×20m×2.7m)に試験用エアコンを設置。(2)約1m3の箱に所定の数の布(ガーゼ)を掛け、20本のたばこに火をつけて5分間放置。 (3)タバコの煙の臭いを吸収した布を、エアコンの出口から約3m離れた高さ1mの位置に置き、ファンモードで運転。 (4)所定の期間を経て布を採取し、官能評価を実施(6段階臭気強度表示法)。 N=9人の被験者。実験対象:タバコの煙。

有害物質のアイコン

業務用エアコンによるナノイーXの効果の検証

実際の使用空間で実施したヘキサデカンの分解効果を示す図。試験室内(約16.4m×16.3m×3m)にヘキサデカンが付着したサンプルを設置し、6台の4方向天井カセット形エアコンでナノイーXを使用した場合のヘキサデカンの分解を測定。ナノイーXでは、8時間後に92%の分解が確認されている。一方で自然減衰は14%にとどまっており、自然減衰に比べてヘキサデカンが効果的に分解されていることが分かる。

ヘキサデカンの分解
(ガソリン、ディーゼル燃料の含有成分)

結果

ナノイーXを使用した場合、8時間で約92%以上の粒子が分解された。一方、 ナノイーXを使用しない場合は、粒子の約14%しか分解されなかった。

試験機関

環境技術研究センター
(レポート番号 ETRC257/16 / 14,2(R479 / 19))

試験製品:ナノイーXを搭載した4方向天井カセット形エアコン。

試験方法:(1)試験室内(約16.4m×16.3m×3m)に6台の試験用エアコンを設置。(2)ヘキサデカンが付着したサンプルを、部屋の中央、高さ1.2mの位置に置いた。(4)エアコンを中速で運転し、所定の期間を経てサンプルを採取し、GC/MS定量分析を実施。 実験対象:ヘキサデカン

ニオイのアイコン

業務用エアコンによるナノイーXの効果の検証

試験環境で実施したニオイの減少率を示す図。4方向天井カセット型エアコンを設置した6.9m×6.9mの部屋において、臭気センサーでニオイの減少を測定。ナノイーXを使用した場合、臭気センサーの値は、48時間後も自然減衰よりも減少傾向している。

ニオイの減少率

結果

ナノイーXを使用した場合、臭気センサーの値は、自然減衰よりも減少傾向にあった。ナノイーXを使用することで、 ナノイーX使用前に感じていた部屋のニオイを感じ取らなくなった。

試験機関

内部検証

試験製品:ナノイーXを搭載した4方向天井カセット形エアコン。

試験方法:(1)試験室内(約16.4m×16.3m×3m)に6台の試験用エアコンを設置。(2)エアコンの設定:動作モード 冷却、プリセット温度 27℃、気流の方向 水平、 気流速度 中(3)最初の週にナノイーXを使用し、2週目にナノイーX をオフのままにして、エアコンを操作した。新コスモス電機株式会社製電動臭気センサー(XP-329m)で2日間ずつ臭気強度を測定。(4)エアコンを24時間運転して確認した。実験対象:部屋の臭い

自社空間でのテスト

使用中の広いオフィス空間におけるニオイの減少効果を示す図。4方向天井カセット型エアコンを設置し、臭気センサーでナノイーX使用時と未使用時のニオイのレベルを3週間にわたり測定。ナノイーXを使用した場合、使用しない場合よりも、センサーの値が低いレベルで安定していることが確認されている。

オフィス空間のニオイの減少
(部屋の大きさ:約1,362m2

結果

従業員数102人のオフィスでは、25日間で平均臭気センサーの値が40減少した。

試験機関

内部検証

使用中の広いオフィス空間のイメージ画像
  • 注1:センサーの差が40を超えると、人間が知覚できる匂いのレベルに差が生じます。
  • 注2:オフィスで働く平均人数の計算には週末が含まれます。

試験製品:ナノイーXを搭載した4方向天井カセット形エアコン。

試験方法:(1) ナノイーXを搭載したエアコンをオフィスで24時間、人の動きを制限することなく冷却運転。(2)臭気センサーを24時間作動させ、値を記録した。(3)記録値は、7日間の単純移動平均値として算出した。テスト期間:ナノイーXありで4週間、なしで4週間。実験対象:オフィス内の空気(臭い)。テスト結果:ナノイーXを使用した場合、臭気センサーが示す値が減少した。