ナノイーXとは

空気から、暮らしを快適に。水から生まれた清潔イオン。

パナソニック 業務用空調のナノイーXについて紹介するページです。ナノイーXがどのようにはたらくか、その仕組・生成方法・特長などを紹介します。

ナノイーXは水から生まれた清潔イオン

ナノイーXとは

ナノイーの名前の由来。nanoe=nano-technology(微細化技術 1nm=10億分の1m)+electric(電気を帯びた)

ナノイーは、水に包まれた微粒子イオンです。ナノテクノロジーの「nano」と、電気を帯びたという単語「エレクトリック」の「e」とを合わせて名づけました。

一般的な空気イオン(マイナスイオン)とナノイーの違い

ナノイーは効果のもととなる「OHラジカル」が水に包まれており、空気イオン(マイナスイオン)の約1,000倍の水分量がある。

ナノイーは、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオン。一般的な空気イオン(マイナスイオン)の約1000倍(体積比)の水分に包まれています。

  • 一般的な空気イオン(代表的な粒子径:1.3nm)とナノイー(代表的な粒子径:13nm)との比較(当社調べ)

ナノイーXのメカニズム

ナノイーXがはたらく仕組

ナノイーXに含まれるOHラジカルが、有害物質に含まれる水素を抜き取り、有害物質を変性させて、作用を抑制します。

ナノイー・ナノイーXには、「OHラジカル」がたくさん含まれています。「OHラジカル」は空気中の「菌※1」や「花粉※2」などの有害物質に含まれる水素を抜きとり、有害物質を変性させることで作用を抑制します。「OHラジカル」の量が多いほど効果が期待できます。

  • <浮遊菌>【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】試験室(約6畳)において菌を浮遊させ空気中の菌数を測定【抑制の方法】ナノイーを放出【対象】浮遊した菌【試験結果】4時間で99%以上抑制(北生発24_0301_1号)(試験は1種類のみの菌で実施)<付着菌> 【試験機関】(一財)日本食品分析センター 【試験方法】試験室(約6畳)において布に付着させた菌数を測定 【抑制の方法】ナノイーを放出 【対象】付着した菌【試験結果】8時間で99%以上抑制(第13044083003-01号) 試験報告書発行日:2013年6月14日 (試験は1種類のみの菌で実施)
  • 【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター【試験方法】約6畳の試験室内で電気泳動法による検証【抑制の方法】ナノイーを放出【対象】アレル物質(ヤケヒョウヒダニ・スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカンバ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・ヨモギ・アルテルナリア・アスペルギルス・カンジダ・マラセチア・イヌ・ネコ・ゴキブリ・ガ)【試験結果】24時間で低減効果を確認。

各効果についてはそれぞれのアイコンをクリックしてください

  • 菌・ウィルス
  • カビ
  • PM2.5
  • 花粉
  • アレル物質
  • ニオイ
  • 美肌・美髪

花粉をはじめとするアレル物質や、空気中のさまざまな汚染物質に、ナノイー・ナノイー Xの効果は、数々の調査機関で実証されています。

ナノイーXの生成方法について

ナノイーX発生のメカニズムを動画でご紹介

空気中の水分を結露させて集めます。集めた水に高電圧をかけて、帯電した微粒子のナノイーXを生成します。

発生原理

ナノイーXは、結露させて集めた空気中の水分に高電圧を加えることで生成されます。

STEP1

ナノイー発生装置が空気中の水分を冷却、結露させます。

STEP2

集められた水に高電圧をかけOHラジカルを生成。

STEP3

ナノイーを発生させます。
広いプラズマ領域で空気中の水分を結露し、結露水に高電圧をかけることで放電。
OHラジカルを含むナノサイズの微粒子水を生成します。

ナノイー技術進化の歩み

含まれるOHラジカルの量に応じて、ナノイーXにグレードが付与されました。これまでのナノイーXはナノイーX(4.8兆)へ、高濃度のナノイーXはナノイーX(9.6兆)へと名前を変えました。

●画像はイメージです

ナノイーXに含まれるOHラジカル量の進化を示すイメージ。ナノイー(4,800億個/秒)から、10倍のナノイーX(4兆8,000億個/秒)、20倍のナノイーX(9兆6,000億個/秒)、さらに100倍のナノイーX(48兆個/秒)に進化している。大量の「OHラジカル」の発生を実現。ナノイー(4,800億個/秒)はOHラジカル生成領域[小]でコロナ放電、ナノイーX(4兆8,000億個/秒)はOHラジカル生成領域[中]でマルチリーダ放電、ナノイーX(9兆6,000億個/秒)はOHラジカル生成領域[中]でマルチリーダ放電[放電制御最適化]、ナノイーX(48兆個/秒)はOHラジカル生成領域[大]でラウンドリーダ放電[放電制御最適化]
  • ESR法による測定。当社調べ。

ナノイーXの特長

水分量は、空気イオンの約1000倍(体積比)。

空気イオン(マイナスイオン)は、空気に含まれる酸素や窒素と結合するので、消滅しやすい。空気イオン(マイナスイオン)は、100秒後に消滅。
ナノイーXは、水に包まれているから酸素や窒素とは結合しにくく、長寿命。ナノイーXは、600秒後でも残存。

一般的な空気イオン(マイナスイオン)の約1000倍(体積比)の水分に包まれています。

  • 一般的な空気イオン(代表的な粒子径:1.3nm)とナノイー(代表的な粒子径:13nm)との比較(当社調べ)

約600秒の「長寿命」だから、広範囲に届きやすい

水に包まれたナノイーは、様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含んでいます。一般的にOHラジカル(高反応成分)は、酸化力が強く長持ちしないといわれていますが、ナノイーは水に包まれているため寿命が長く、広範囲に及ぶことが確認されています。

  • 空気イオンとの比較。一般的な空気イオンの寿命:数十秒~100秒。ナノイーの寿命:約600秒。(当社調べ)

水に包まれていると、寿命が長い理由

ナノイーの場合

酸素や窒素と結合しにくいから、菌まで届いてしっかり抑制。

水に包まれているナノイーは、空気中の窒素や酸素と結合しにくいため、有害物質にたどりつくまでに消滅しにくい性質があります。一方、菌※1やアレル物質※2などの有害物質は水になじみやすいため、ナノイーと接触し「OHラジカル」によって抑制されます。

空気イオン(マイナスイオン)の場合

酸素や窒素と結合しやすく、菌までたどりつきにくい。

一般的な空気イオン(マイナスイオン)はナノイーと違い、イオンを包む水のバリアが少ない構造になっています。菌※1やアレル物質※2などの有害物質にたどりつく前に空気中の窒素や酸素と結合してしまい、消滅しやすい性質があります。

  • <浮遊菌>【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】試験室(約6畳)において菌を浮遊させ空気中の菌数を測定【抑制の方法】ナノイーを放出【対象】浮遊した菌【試験結果】4時間で99%以上抑制(北生発24_0301_1号)(試験は1種類のみの菌で実施)<付着菌>【試験機関】(一財)日本食品分析センター【試験方法】試験室(約6畳)において布に付着させた菌数を測定【抑制の方法】ナノイーを放出【対象】付着した菌【試験結果】8時間で99%以上抑制(第13044083003-01号)試験報告書発行日:2013年6月14日(試験は1種類のみの菌で実施)
  • 【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター【試験方法】約6畳の試験室内で電気泳動法による検証【抑制の方法】ナノイーを放出【対象】アレル物質(ヤケヒョウヒダニ・スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカンバ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・ヨモギ・アルテルナリア・アスペルギルス・カンジダ・マラセチア・イヌ・ネコ・ゴキブリ・ガ)【試験結果】24時間で低減効果を確認。
気流解析による飛散軌跡。空気イオン(マイナスイオン)は100秒で消滅するのに対し、ナノイーは600秒後まで残存。

空気イオン(マイナスイオン)が100秒で消滅するのに対して、ナノイーは600秒後まで残存。長寿命だからこそ、お部屋のすみずみまで行きわたります。

微細な「ナノサイズ」だから、繊維の奥まで入り込む

スチーム(蒸気)は約6,000nmの大きさに対し、ナノイーは約5〜20nmの小さ。

ナノイーは、「スチーム(水蒸気)」よりもはるかに小さなナノメートルサイズの微細なイオン。

スチーム粒子は粒子が大きく、繊維の奥まで入り込めないのに対し、ナノイーXはナノサイズで繊維の奥までしっかり浸透。

繊維の奥の奥まで入り込むことができるから、アレル物質(花粉、ダニのフン・死がいなど)をしっかり取り囲んで活動を抑制します。

  • 【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター【試験方法】約6畳の試験室内で電気泳動法による検証【抑制の方法】ナノイーを放出【対象】アレル物質(ヤケヒョウヒダニ・スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカンバ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・ヨモギ・アルテルナリア・アスペルギルス・カンジダ・マラセチア・イヌ・ネコ・ゴキブリ・ガ)【試験結果】24時間で低減効果を確認。

ナノイーデバイスはメンテフリーで交換不要

ナノイーXのアイコンチタンの使用により、ナノイーデバイスは交換不要

先端部分は放電により、より劣化速度が速くなります。そのため劣化の可能性がある先端部分にはチタンを採用しました。

さらに放電時に、電極部分は結露した水に覆われます。

結露水の詳細説明の図:放電部は結露した水に覆われます。上がCool、下がHot。

チタンは頑強な金属素材で、かつ先端部が水に覆われることで、金属疲労が起こりません。

さまざまな協会の認定を取得しています

子育て応援・ママ応援の日本マザーズ協会推奨認定のマーク

「一般社団法人日本マザーズ協会 推奨認定」

ママたちを応援する一般社団法人日本マザーズ協会に、ナノイーX技術が推奨認定されました。

日本介護協会の認定マーク

「一般社団法人日本介護協会 認定」を取得

一般社団法人日本介護協会に、ナノイーX技術が認定されました。

安全性が実証されています

ナノイーは、水に包まれた微粒子イオン。自然界にある水分からできているので安全です。下記の安全性試験データを取得済みです。

試験目的 試験内容 試験機関
染色体への影響 培養細胞を用いる染色体異常試験 日本バイオアッセイ研究センター
〈GLP(優良試験所基準)適合施設〉
呼吸器への影響 反復投与毒性試験 (株)生活科学研究所
〈原因究明機関ネットワーク登録機関〉
毒性学的影響および発がん性への影響 慢性毒性・がん原性併合試験 (一財)食品薬品安全センター秦野研究所
〈GLP(優良試験所基準)適合施設〉
DNAへの影響 コメットアッセイ (一財)食品薬品安全センター秦野研究所
〈GLP(優良試験所基準)適合施設〉
雌雄の生殖能力および次世代児への影響 簡易生殖発生毒性試験 (一財)食品薬品安全センター秦野研究所
〈GLP(優良試験所基準)適合施設〉
  • 日本バイオアッセイ研究センターはGLP※1(優良試験所基準)に適合した試験施設です。
  • (株)生活科学研究所は、原因究明機関ネットワーク※2の登録機関です。
  • (一財)食品薬品安全センターはGLP※1(優良試験所基準)に適合した試験施設です。
  • GLPは、化学物質に対する各種安全性試験成績の信頼性を確保する事を目的とし、試験施設のGLP基準への適合性を確認し、試験成績の信頼性を確保するものです。
  • 原因究明機関ネットワークは、経済産業省所管の独立行政法人製品評価技術基盤機構が事務局をしているネットワークです。

実際の効果は、季節・周囲環境(温度・湿度)、使用時間、個人によって異なります。ナノイー・ナノイー Xはウイルス等を抑制する機能はありますが、感染予防を保証するものではありません。

  • ● 実使用空間での実証効果ではありません。(設置環境、使用状況により効果は異なります)
  • ナノイー・ナノイーXは、ウイルス等を抑制する機能ではありますが、感染予防を保証するものではありません。