直火二重効用 吸収冷温水機 Fシリーズ 高効率・高期間効率機CP型 【 二重効用形 】

コンパクト・高部分負荷性能の高効率ナチュラルチラー

Fシリーズ 高効率・高期間効率機CP型 Fシリーズ 高効率・高期間効率機CP型

定格時と部分負荷時の効率を共にアップし、さらに機器のコンパクト化・低重量化により、リニューアル性が向上。

COPc 1.43 シリーズ※1

IPLV値(ガス焚):1.68※1

IPLV値(ガス・油切替専焼 油焚):1.58※1

ガス焚

灯油・A重油焚

ガス・油切替専焼

省エネルギー率 43%※2

ヘビーロード標準対応

  • 機種によって消費電力が異なるため、数値は目安とします。
  • 省エネ率とは吸収冷温水機開発初期の燃料消費量を100とした場合の燃料削減率を表します。

定格時COPc・部分負荷性能向上

定格COPc向上

蒸発器・吸収器と熱交換器の性能向上

蒸発器と吸収器に高性能伝熱管を採用し、熱交換器の性能を向上させました。

排ガス熱回収器

高温再生器から排出される燃焼排ガスから熱回収し、年間の冷房ガス消費量を約1.5%削減することができます。

部分負荷性能向上

濃液ポンプインバーター制御

インバータを用いて濃液ポンプの吐出量を最適に制御することにより、部分負荷効率が大幅に向上しました。

稀液ポンプインバーター制御

吸収液循環量を最適に制御することにより、部分負荷効率が向上しました。

パラレルフロー採用による部分負荷性能の向上

パラレルフローの採用により、冷房負荷50%以下の部分負荷時性能および、冷却水温度が低下した場合の部分負荷性能が向上しました。

◾️部分負荷線図(冷却水入口温度18〜32℃)

IPLV1.68 IPLV1.68

  • 部分負荷線図はQAW-CP100Fを用いた実測結果を元にした値です。機種により消費電力が異なるため、COPc値およびIPLV値が増減します。
  • 部分負荷線図は定格仕様352kW、冷水温度12⇒7℃、冷水流量60.5m3/h、冷却水温度32⇒37℃、冷却水流量100m3/h、燃料13Aガス、性能公差はJIS B8622-2016に準拠します。
  • IPLVは定格仕様1407kW、冷水温度12⇒7℃、冷水流量242m3/h、冷却水温度32⇒37℃、冷却水流量400m3/h、燃料13Aガスで、性能公差JIS B8622-2016に準拠して測定した結果です。

FシリーズCP型コンビネーション(ガス・油切替專焼仕様)

⚫︎1台でガス燃料/油燃料切替運転対応※3
⚫︎JIS基準COPc1.40以上達成
⚫︎開放可能構造により水洗浄可能(高温再生器)

  • オプションでA重油、灯油単独燃焼に対応

非常時対応燃料切替[180~800RT 13機種を標準対応]

180~800RT 13機種を標準対応 180~800RT 13機種を標準対応

サイクルフロー[ガス焚仕様機種]

冷房運転 冷房運転

暖房運転 暖房運転

コンパクト化

リニューアルに最適なコンパクト設計。
さらに、水系の圧力損失を抑え、既存設備の再利用にも配慮しています。

比例燃焼範囲の拡大

高ターンダウンバーナの開発により、比例燃焼範囲を約5%拡大しました。

低NOxバーナー標準搭載

NOx排出量40ppm未満を実現しました。(12・13Aガス、O2 0%換算において)

冷却水温度15℃まで運転可能 (オプション)

冷却水温度15℃対応が可能。冬季冷房運転に対応できます。(標準仕様は18℃)

トータルランニングコスト・CO2排出量削減【ガス焚仕様機種】

◾️トータルランニングコスト(冷房)

トータルランニングコスト(冷房) トータルランニングコスト(冷房)

◾️年間CO2排出量試算(冷房)

年間CO2排出量試算(冷房) 年間CO2排出量試算(冷房)

【算出条件】

●吸収冷温水機容量  1,266kW(360RT)
●負荷パターン 空気調和・衛生工学会のデータ(建物用途:ホテル)を使用
●年間冷房運転時間  7,428h/年
●冷水ポンプ揚程  20m/冷却水ポンプ揚程 25m
●東京ガス空調用A契約C(2017年1月時点) 
●東京電力業務用電力(2017年1月時点)
●当社既設機:Eシリーズ
●吸収冷温水機の消費電力はカタログ掲載値を使用 
●冷水、冷却水変流量:機器側からの冷水、冷却水ポンプインバーター周波数制御実施時
●CO2排出量計算は『温室効果ガス排出量の算定・報告マニュアル(平成28年4月環境省/経済産業省)』参照。

主な仕様

仕 様 対 応
屋外パネル仕様(70~700RT):ガス焚
屋外パネル仕様(180~700RT):ガス・油切替専焼
オプション
ヘビーロード仕様 標 準
加熱能力増加仕様:ガス焚
(70~800RT: 2ランクアップ)
(70~900RT: 1ランクアップ)

加熱能力増加仕様:ガス・油切替専焼
(80~700RT: 1ランクアップ)
※2ランクアップを超える仕様は、お問い合せください。
オプション

主な機能

機 能 対 応
稀液ポンプインバーター制御(吸収液ポンプNo.1) 標 準
濃液ポンプインバーター制御(吸収液ポンプNo.2) 標 準
冷(温)水ポンプインバーター制御用出力 オプション
冷却水ポンプインバーター制御用出力 オプション
冷却水15℃対応 オプション
冷却塔ファン発停出力 標 準
冷却水ポンプ発停出力(低負荷時) オプション
低NOxバーナー搭載(13A)
※NOx値40ppm(O2:0%換算)未満
標 準
冷却水温度対応セイフティコントロール
※運転可能冷却水範囲:18~34℃
標 準
デジタルPID制御 標 準
自己診断機能 標 準
燃焼系故障診断機能 標 準
稀液分配弁 70~180RT:オプション
210~1000RT:標 準

Fシリーズ 高効率・高期間効率機CP型 Fシリーズ 高効率・高期間効率機CP型
COPc JIS基準※1 1.43シリーズ
高位発熱量基準1.30
1.40シリーズ
高位発熱量基準1.28
IPLV※1 1.68 1.58
省エネ率※2 43% 42%
燃料種  ガス ガス・灯油・A重油※3
(ガス・油切替専焼)
用途 冷水,温水

ラインアップ
(単位:USRT)

70  
80
100 ※100~150RTについては
別途お問い合わせください。
120
150
180 180
210 210
240 240
280 280
320 320
360 360
400 400
450 450
500 500
560 560
630 630
700 700
800 800
900  
1000  
  • 機種によって消費電力が異なるため、数値は目安とします。
  • 省エネ率とは吸収冷温水機開発初期の燃料消費量を100とした場合の燃料削減率を表します。
  • A重油、灯油のみ使用する場合も対応可能です。