R32冷媒採用GHP
地球温暖化係数(GWP)低減への取り組み
ヒートポンプ空調機の冷媒に使用されるフロン類は漏えいした際に、CO2より地球温暖化係(GWP)が高く地球温暖化への影響が問題となっておりカーボンニュートラルに向けた冷媒の環境負荷軽減が必要となっています。
GWPとは?
GWPとは地球温暖化に影響する温室効果ガスの性質を表す数値で、「地球温暖化係数」の略称です。
具体的には「そのガスが二酸化炭素の何倍の温室効果があるのか」を表す係数です。

指定製品制度とは?
「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下、フロン排出抑制法という。)に基づく「指定製品制度」は、フロン類使用製品の低GWP化・ノンフロン化を進めるため、フロン類使用製品(指定製品)の製造・輸入業者に対して、出荷する製品区分毎に、環境影響度低減の目標値、目標年度を定め、事業者毎に、出荷台数による加重平均で目標の達成を求める制度です。
目標値は、安全性、経済性、省エネ性能等に留意しつつ上市されている、または見通しがあるものの中で、最もGWP値が小さい製品(トップランナー)を普及できるよう設定しています。
フロン排出抑制法の指定製品における環境影響度の目標値及び目標年度※1
※1 日本冷凍空調工業会作成「フロン排出抑制法の指定製品において環境影響度の目標値及び目標年度が定められたものの一覧表」を基に当社にて作成
※2 指定製品化に向けて2029年で調整中
当社の取り組み
2026年度の新製品発売に向けた開発
①R32冷媒採用による環境性能の向上
②2027年度の指定製品制度に向けた対応
③高効率化による省エネルギー性能の追求
当社は、環境に配慮した製品開発を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
新製品の詳細につきまして、決定次第お知らせいたします。
※ 上記の内容は2025年10月現在のものです。予告なく変更される可能性があります。