背景・目的
メインアリーナ、サブアリーナ、武道施設の3つで構成された複合施設
メインアリーナを囲む交流エリアは、あえて観客席上部に壁を設けない設計。アリーナ面との一体感を実現すると共に、イベントが開催されない時は県民が集える場所として活用できる空間になっています。また、サブアリーナは、主要な室内競技に対応できるように、各競技種目に応じた照明と空調が行える設備を完備されています。
導入効果
ガスと電気のベストミックスで、効率的な熱源供給を
あなぶきアリーナ香川は、大空間における空調効率が高いとされる「居住域空調方式」を採用。この方式により、観客席や競技エリアのある下層の居住域に冷暖房を集中させ、効率的な空調を行うことが可能に。また、一部の床には床暖房も採用。冬場でも快適な観戦を実現されています。その空調熱源機としてパナソニックのガス焚直火二重効用吸収冷温水機2基をご採用いただきました。
メインアリーナとサブアリーナの使用状況に応じて、それぞれの負荷を制御し、他社製の電気式チラーと組み合わせて運用しています。ガスと電気のベストミックスを行い、負荷や無駄を最小限に抑えた効率的な熱源供給を実現しています。
納入機器
| 納入先 | 機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | - | ナチュラルチラー|吸収冷温水機 節電型ナチュラルチラーPR型 | - | 2 | - | QDW-PR500FG |
物件概要
| 建物分類 | 文化施設・ホール |
|---|---|
| 都道府県 | 香川県 |
| 延床面積 | 28,975㎡ |
| 建物規模 | 地上2階、地下1階 |
| 参照URL | https://kagawa-arena.com/ |
| 特徴 | 2025年2月に誕生したあなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)は、メインアリーナ、サブアリーナ、武道施設の3つで構成された複合施設。最大収容人数は約1万人という、中四国最大級の多目的アリーナです。 |
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