国会・司法・行政と、国民の社会活動の為に創設された国内唯一の国立図書館
国立国会図書館東京本館 様
背景・目的
沿革
草創期の国立国会図書館は、赤坂離宮(現迎賓館)の他、いくつかの庁舎に分散していましたが、現在の本館は昭和43年(1968年)に完成、昭和61年(1986年)に新館が完成しました。
平成5年(1993年)に全館完成、総延床面積は約148,000m2、うち書庫が53%を占め、総収蔵能力は約1,200万冊となっています。
館内概要
【本館】
完全な中央書庫式の建物で、書庫棟は一辺45mの正方形、17の層に分かれています。
収蔵能力は約450万冊、書架の総延長は172km。消火設備も水ではなく炭酸ガスの配慮がされています。この書庫棟を一辺90mの6階建て正方形の事務棟が取り囲み、目録ホール、一般閲覧室の他、国会議員のための閲覧室・研究室が設けられています。
【新館】
本館の北側に隣接した、東西約135m、南北約43mの細長い建物で、地上4階、地下8階建て、地下階は全て書庫です。750万冊収蔵可能で、書架の総延長は約2450kmに及びます。
地下最下層まで外光が届くよう中央に光庭が設けられ、垂直・水平コンベアも設けられています。閲覧スペースには4階吹き抜けの大ホールが設けられ、東南部には展示室や講堂なども設けられています。
導入効果
書庫の最適温度キープに、当社の同時供給型吸収冷温水機が活躍
書庫内は資料の保存に適した温湿度に保たれています。書庫の空調は、当社の同時供給型吸収冷温水機で、きめ細かく設定温度に対応しています。
また空調負荷の大きな夏場・冬場には、超省エネルギー型のWE型が力を発揮し、電力のピークカットに大きく貢献しています。
EUW-HS560FGDL
本館目録ホールではパナソニックのLEDベースライトが活躍
高い省エネ性と環境負荷低減を重視した、照明器具のリニューアルでは、パナソニックのLEDベースライトを436台ご採用頂いています。
納入機器
| 機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 二重効用吸収冷温水機 | - | 2台 | - | EUW-WE630FG1 |
| - | 冷温水同時供給型吸収冷温水機 | - | 1台 | - | EUW-HS560FGDL |
| - | 冷温水同時供給型吸収冷温水機 | - | 1台 | - | EUW-560CG2D |
物件概要
| 建物分類 | 美術館・博物館・図書館 |
|---|---|
| 都道府県 | 東京都 |
| オープン | 1948年 |
| 参照URL | https://www.ndl.go.jp |
| 特徴 | 国立国会図書館様は、昭和23(1948)年、国会議員の為の議会図書館であると同時に、国民の様々な社会活動の基盤となる施設として、国立国会図書館法に基づき創設されました。戦後日本が新生に取り組む時代より、64年の歴史を持つ国内唯一の国立図書館です。 国内刊行の出版物を網羅的に収集する納本制度の下で、収集資料を国民の文化的財産として永く保存し、目録をデータベース化して (1)国会(国会議員、国会関係者) (2)行政及び司法の各部門(各省庁及び最高裁判所) (3)国民(一般利用者、図書館、地方議会等) に対して、検索や閲覧、複写のサービスを行っています。 |
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