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名古屋の新しいシンボル「ミッドランドスクエア」を中心とした
地域冷暖房に合計5,700RTの当社吸収冷凍機が大活躍

名駅東地区地域冷暖房 様

背景・目的

名古屋の表玄関、新たな商業・ビジネス街の地域冷暖房

名古屋駅前に新しく完成した超高層ビル「ミッドランドスクエア」。
DHC名古屋株式会社様は、その地下5階のエネルギーセンターからこの建物と、周辺の地下街・建物に冷暖房を供給しています。
中部地区の表玄関、名古屋駅前にふさわしい快適空間を創り、環境性と省エネルギー性に優れた地域冷暖房としてCO2の発生やヒートアイランド化の防止に貢献しています。

導入効果

コージェネとの組み合わせにより省エネと経済性の両立を実現

ミッドランドスクエア地下5階のエネルギーセンターには、地域冷暖房のエネルギー供給の熱源設備として、コージェネレーションシステム、蒸気ボイラー、冷凍機が配置され、当社の大型吸収冷凍機4基(合計5,700RT相当)も名駅東地区地域冷暖房の一翼を担っています。
ガスタービンコージェネレーションからの廃熱蒸気とボイラーからの蒸気を熱源とし、広域な地域冷暖房システムの設備の一部として、エネルギーの有効活用と、無駄のない社会づくりに大きく貢献しています。

蒸気二重効用吸収冷凍機 TW-HE2700ES、TW-HE1350ES×2
蒸気二重効用吸収冷凍機

供給区域/システム設計の基本コンセプト

DHC名古屋株式会社様では、名駅東地区地域冷暖房のシステムの基本コンセプトとして、3つのチャレンジを掲げています。廃熱の利用やエネルギーロスを最小限にするしくみでこれらに取り組んでいます。

供給区域
システム設計の基本コンセプト

名駅東エネルギーセンターシステム図

都市ガス熱源の蒸気ボイラとガスタービンコージェネレーションの採用により、高いエネルギー効率と経済性向上の両立を図っています。特にガスタービンコージェネレーションは大小二種類の組み合わせにより、幅広い熱負荷の変動への対応を可能としています。
また水蓄熱システムを導入し、夜間電力使用による電力負荷平準化を図っています。
地域導管は、冷熱媒と温熱媒を独立させた4管方式を採用しています。

納入機器

納入先 機器名称 品番 納入数 馬力 備考
- - 蒸気二重効用吸収冷凍機 - 1台 - JW-HE800ES
- - 蒸気二重効用吸収冷凍機 - 2台 - TW-HE1350ES
- - 蒸気二重効用吸収冷凍機 - 1台 - TW-HE2700ES
(TW-HE1350ESのツイン機)

物件概要

建物分類 その他
都道府県 愛知県
オープン 2006年10月
参照URL https://www.dhc-nagoya.co.jp