背景・目的
夏暑く、冬寒いショールームの環境は早めの改善が必要でした
導入以前はショールームが吹き抜けの大空間であることから室温調整が難しく、燃料費がかさむだけでなく、室内は夏は暑く、冬は寒い状態でした。
商談が長時間になる事も多く、そのような状態ではお客様もゆっくりと自動車を検討する環境ではありませんでした。
室内の快適性を損なうことは、ご家族連れでの来店機会減少に繋がることもあり、自動車の買い替えタイミングを逃してしまう可能性などもが考えられ、早急な改善が課題でした。
電気自動車を販売するショールームだからこそ施設の省エネ化を考える
日産自動車様はCO2の削減や排出ガスゼロを目指し、災害時には携帯電話や家庭機器等を充電できる電気自動車リーフの開発・販売をしている。
「地球を救うために車を販売している」との思いを持たれている日産プリンス栗東店では、電気自動車を販売するショールーム自体も省エネ仕様とすることで、日産ブランドが目指す環境負荷の少ない施設にすることを考えている。
その第一歩として、ショールーム内に環境負荷の少ないパナソニックエアコンの導入に至りました。
導入効果
お客様が長居してしまうような心地よい空間を目指して
課題を解消するために、既存エアコンを残しながら、栗東店に最適なお客様に喜んでいただける空調改善のご提案をいただくことができました。
以前からご利用いただいているお客様からは「暖かくなった」とのお声をいただけており、お客様も営業も商談に集中できる居心地の良い空間になったと喜んでおります。
また、夏場でも整備士が冷えた室内で汗をかかずにお客様にご説明ができる環境も整いました。
人感センサーで人の動きを検知し必要に応じた節電を
今まで既存のエアコンだけではオープン2時間前から電源を入れて室温調整に準備を要し、燃料費がかさんでいた。現在では既存のエアコンを使用しなくても新たに設置したエアコンで十分な効果を実感しています。
エコナビ搭載の壁掛けエアコンがショールームでの商談中の人を感知して、心地よくお話ができるようになりました。また商談が終わりショールームを離れると運転を弱めたり、止めたりするのでエコナビの効果を感じます。
施設の省エネ化により、環境に配慮した店舗へ※
日産プリンス滋賀では、栗東店のほか7店舗を展開。長浜自動車学校を含めた全施設の省エネ化を視野にいれています。また、整備士の現場にもエアコンを完備していくことも計画されており、労働環境の改善による整備士採用の充実にも力を注いでいる。
日産自動車様では日産グリーンショップという活動を実施。今回のショールームの空調改修によって、地球環境について今まで以上に地域の方々とのコミュニケーションを図る事ができ、環境に配慮した店舗が増えて行くことを望んでいます。
※日産グリーンショップ認定制度は、ISO14001に準じて廃棄物の適性処理や省エネなどに対して定めた独自の環境マネジメントシステムです。認定された販売会社では、環境の担当・統括責任者が配置され、確立された責任体制のなかで、使用済自動車や廃棄物の適正処理及び環境設備管理、お客さまへのPR等が行われています。
お客様の声
日産プリンス滋賀販売株式会社 テクニカル・アドバイザー 岡和田 健一 様
スタッフ様からのご意見
栗東店では、室内の快適性が改善されました。それに加えて、花粉やアレルギー物質にも有効なナノイーを採用することで、来場されたお客様はもちろん、スタッフも共に快適な商談ができる空間が実現しました。
納入機器
機器名称 | 品番 | 納入数 | 馬力 | |
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室内機 | PAC|4方向天井カセット形 | PA-P80U6GDN | 3台 | - |
室内機 | PAC|壁掛形 | PA-P224K6HDA | 1台 | - |
物件概要
建物分類 | オフィス |
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都道府県 | 滋賀県 |
特徴 | 日産プリンス滋賀販売株式会社様は、滋賀県内に栗東店ほか7店舗を展開されるディーラー様です。クルマとの出会いをココロから楽しめる空間を目指し、お客様のカーライフを安全・安心・Happyにするために日々力を注がれておられます。 |
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