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コージェネレーションシステムと吸収式冷凍機の導入
で省エネルギー化と電力ピークカットを実現。
持続可能な社会への具体策を推進

桃山学院大学 様

背景・目的

持続可能な社会の実現に向け、大学として環境問題に取り組む

桃山学院大学様は、2000年に大学として環境問題に取り組む「環境宣言」を制定し、省エネルギーや省資源など、環境負担の軽減と循環型社会の実現に取り組まれています。
経済産業省が実施する関西地区 「国公立法人・学校法人事業者省エネ評価」においては、2017年度より4期連続で省エネ優良事業者に認定されるほか、大阪府温暖化防止条例報告評価では、2018年度から3期連続で学校法人唯一の「AAA評価」を獲得されています。

教会
和泉キャンパス
噴水のある広場(アンデレ広場)
ラウンジ

導入効果

コージェネシステムと吸収式冷凍機の組み合わせで省エネを実現

桃山学院大学様は、温室効果ガス排出や人工排熱の抑制のため、省エネルギー推進委員会を定期開催し、電力使用量のピークカットと、更なる省エネ強化へ日々取り組まれています。
その一環として、2018年からはコージェネレーションシステムの活用と中央監視システムにより、効率的な空調運転を推進されています。コージェネレーションシステム導入時には、廃熱の有効利用による効率的な空調運転ができる点を評価いただき、当社吸収式冷凍機のご採用に至りました。廃熱利用機を含む3基をご採用いただき、大学構内全体の空調をカバーしています。
こうした日々の省エネルギー化の取組みが実を結び、2020年度の温室効果ガスの排出量は2017年度と比較し30.5%(排出量ベース)程の削減を達成されました。2021年度には学校法人で唯一となる、おおさか気候変動対策賞を受賞されています。

構内の省エネルギー化推進に向けた引き続きのご期待

桃山学院大学様は、省エネルギー化や省資源化に積極的に取り組まれ、これまで高い成果を収められています。その中で、コージェネレーションシステムと、発電時の廃熱を有効活用しながら稼働する吸収式冷凍機の組み合わせは、施設の省エネルギー化を実現する取り組みの一つとして、引き続き期待をいただいています。また、昨今課題となっている夏季や冬季等の電力需給ひっ迫時にも安定した空調が可能となるため、学生の学びの環境を整える手段としても大きな期待を寄せていただいています。

施設の空調を行う廃熱利用モデル 吸収冷温水機
発電設備
吸収冷温水機と発電設備

納入機器

機器名称 品番 納入数 馬力 備考
- ナチュラルチラー|廃熱利用機 CP型ジェネリンク - 1基 - QCG-CP400FG1
冷凍能力:400RT
- 二重効用吸収冷温水機 - 1基 - QCW-HS400F1G1
冷凍能力:400RT
- 二重効用吸収冷温水機 - 1基 - TSA-CUW-400CG1
冷凍能力:400RT

物件概要

建物分類 学校・教育施設
都道府県 大阪府
参照URL https://www.andrew.ac.jp
特徴 桃山学院大学様は1959年の大学設置以来、「キリスト教精神に基づく世界の市民の養成」を建学の精神とし、世界市民として広く国際的に活躍しうる人材を養成されています。
大阪府内2か所にキャンパスを構え、学生数は約7000名に及びます。本拠地である和泉キャンパスは、英国調の教室棟や豊富な緑に包まれた広大な空間で、学生がのびのびと学べる環境を提供しています。